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口頭

$$^{259}$$Noの$$alpha$$-$$gamma$$核分光

浅井 雅人; 塚田 和明; 阪間 稔*; 石井 康雄; 豊嶋 厚史; 石井 哲朗; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 笠松 良崇; 柴田 理尋*; et al.

no journal, , 

超重核の殻構造を明らかにするため、原子力機構タンデム加速器を用いて$$^{259}$$Noの$$alpha$$崩壊に伴う$$gamma$$線を$$alpha$$-$$gamma$$同時計数法によって測定した。$$^{259}$$Noの崩壊図を初めて作成することに成功し、$$^{259}$$Noの基底状態のスピン・パリティ,中性子軌道配位を明らかにした。その結果、多くの理論計算は中性子数157を持つ原子核の基底状態の軌道配位を再現できていないことが明らかになった。これは中性子数が157よりも多い超重核領域において、原子核の変形度が理論の予測とかなり異なっていることを示唆している。

口頭

($$^{18}$$O,$$^{20}$$Ne)反応を利用した中性子過剰核$$^{236}$$Th,$$^{242}$$Uのインビーム$$gamma$$線分光

石井 哲朗; 牧井 宏之; 浅井 雅人; 重松 宗一郎*; 塚田 和明; 豊嶋 厚史; 松田 誠; 牧嶋 章泰*; 金子 順一*; 當銘 勇人; et al.

no journal, , 

原子力機構東海タンデム加速器施設において、$$^{238}$$U, $$^{244}$$Pu標的を用いた($$^{18}$$O,$$^{20}$$Ne)2陽子ピックアップ反応により中性子過剰核$$^{236}$$Th及び$$^{242}$$Uを生成し、インビーム$$gamma$$線分光法により、それぞれ10$$^{+}$$, 8$$^{+}$$状態までの基底バンドを確立した。$$^{236}$$Thと$$^{242}$$Uの脱励起$$gamma$$線は、Si$$Delta E$$-$$E$$検出器を用いて散乱粒子$$^{20}$$Neを識別するとともに運動エネルギーを選択することにより同定した。ウラン原子核の第1励起準位が中性子数146で極小値をとることより、中性子数164が球形閉殻になる可能性を示唆した。

口頭

$$^{152}$$Sm($$gamma$$,n)反応断面積とs過程

原 かおる; 北谷 文人; 原田 秀郎; 宇都宮 弘章*; 海堀 岳史*; 後神 進史*; 芳原 新也*; 牧永 あや乃*; 豊川 弘之*; 渡辺 幸信*

no journal, , 

放射性核種$$^{151}$$Sm(半減期90年)はSm-Eu-Gd領域におけるs過程分岐核である。その中性子捕獲断面積は、中重質量の漸近巨星分枝星(AGB星)におけるHe殻パルス燃焼時の温度を見積もるために重要なデータである。また、$$^{151}$$Smは高レベル放射性廃棄物中に含まれる核分裂生成核種であるので、その中性子捕獲断面積は核変換研究のための基礎データの1つである。最近、セルンやカールスルーエの実験施設で、比放射能の極めて高い標的試料を用いて、$$^{151}$$Smの中性子捕獲断面積が測定された。その一方で、星の環境下では、$$^{151}$$Smの基底状態だけではなく、励起状態も中性子捕獲反応率に寄与するため(特に$$^{151}$$Smの第一励起状態は4.8keV)、信頼できるモデル計算が求められている。産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン$$gamma$$線で、安定核種$$^{152}$$Smの光核反応断面積(E$$_{gamma}$$=8.3-12MeV)を測定した。得られた光核反応断面積を、中性子捕獲断面積の統計モデル計算に必要なE1$$gamma$$強度関数に対する制限として用いた。本発表では、$$^{152}$$Smの光核反応断面積の実験結果と、TALYSコードを用いて計算した$$^{151}$$Smの中性子捕獲断面積を示す。

口頭

$$^{79}$$Seにおけるsプロセス分岐

牧永 あや乃*; 宇都宮 弘章*; 後神 進史*; 海堀 岳史*; 原田 秀郎; 北谷 文人; 原 かおる; 豊川 弘之*; 原野 英樹*; 松本 哲郎*; et al.

no journal, , 

産業技術総合研究所のレーザー逆コンプトン$$gamma$$線を用いて$$^{80}$$Seの光核中性子反応断面積を測定した。このデータをHauser-Feshbach統計モデルの重要な物理量であるE1$$gamma$$線強度関数に対する制約として用いて、$$^{79}$$Seの中性子捕獲断面積を導出した。$$^{79}$$Seにおけるsプロセス分岐を議論する。

口頭

重・超重核領域における自発核分裂を考慮した原子核の存在領域の推定,2

小浦 寛之; 橘 孝博*; 千葉 敏

no journal, , 

原子核が「安定」に存在する領域を考える場合、中性子過剰側については中性子分離エネルギーが正である核種を考えればよいが、陽子過剰及び中性子欠損側については陽子放出や自発核分裂などのトンネル崩壊現象のためにその境界は不明瞭となる。さらにそれらの崩壊が共存する領域であるので、各崩壊様式を統一的に扱って議論する必要がある。われわれは自発核分裂,陽子放出,$$alpha$$$$beta$$両崩壊の部分半減期の計算をKTUY原子質量公式を用いて広い核種領域で行い、得られた主要な崩壊様式及び全半減期の計算をもとに「安定」に存在する領域についての研究を進めた。原子核崩壊のうち自発核分裂については球形基底の方法を用いて求めた$$alpha_2$$,$$alpha_4$$,$$alpha_6$$形状まで考慮したポテンシャルエネルギー表面における1次元WKB透過確率を計算して部分半減期を求めた。この際透過する仮想粒子の質量を前回は定数型で計算していたが、今回形状依存型に変更して計算を行う。こうして計算した部分半減期を調べると、重・超重核領域では中性子欠損側では、陽子放出ではなく自発核分裂により原子核の存在境界が与えられる。半減期として10$$^{-9}$$ sを与えると、その陽子数の上限は$$Napprox184$$$$Zapprox136$$程度,$$Napprox228$$$$Zapprox142$$程度,$$Napprox308$$$$Zapprox174$$程度となった。また、中性子過剰側は$$Napprox330$$付近で中性子ドリップ線と自発核分裂優勢核で全半減期が10$$^{-9}$$ sの線とが交差するという結果となった。その範囲内の全核種数は約11,000核種程度となった。

口頭

不安定核質量と核物質の状態方程式

親松 和浩*; 飯田 圭*; 小浦 寛之

no journal, , 

核物質の状態方程式の対称エネルギーの密度微分パラメーター$$L$$の値は不安定原子核の質量や半径に感度を持つはずである。これまでわれわれは$$L$$が不安定核半径にある程度の感度を持ち、また中性子星クラストでのパスタ原子核の存在可能性が$$L$$の値によって決定されることを示してきた。本研究では、特に半径の測定も現実的になってきたNi程度までの比較的軽い不安定核に注目し、これらの核の質量に対して$$L$$の値がどの程度の感度を持つかを検討する。軽い核では殻効果や対相関効果などにより個々の核の個性が強く、マクロな性質である状態方程式の情報を取り出すことはそれほど容易ではない。そこで、本報告では、山田・松本タイプのシステマティックスを利用して、現在得られている質量測定値から$$L$$の値を決定することを試み、どの程度の不定性があるかを議論する。

口頭

核子移行反応を用いた中性子過剰核$$^{187}$$W, $$^{188}$$Wの$$gamma$$線核分光実験

静間 俊行; 早川 岳人; 石井 哲朗; 牧井 宏之; 松田 誠; 重松 宗一郎*; 井手口 栄治*; Zheng, Y.*; Liu, M.*; 森川 恒安*; et al.

no journal, , 

核子移行反応によって中性子過剰核を生成し、$$^{187}$$W, $$^{188}$$Wの核構造に関する実験研究を行った。それぞれの核から放出される脱励起$$gamma$$線を高純度ゲルマニウム検出器を用いて測定し、準位様式を明らかにした。$$^{187}$$W核では、われわれの以前の実験において、1.5マイクロ秒のアイソマーを確認している。今回の実験では、このアイソマーへの脱励起$$gamma$$線の観測に成功し、アイソマー準位の詳細な核構造情報を得ることができた。また、$$^{188}$$W核では、新たに$$gamma$$振動準位,八重極振動準位,多準粒子配位に基づく準位など多数の励起準位を観測した。本講演では、実験結果とともに、Blocked-BCS模型やHFB模型を用いた理論分析結果について報告する。

口頭

ニュースバルの逆コンプトン$$gamma$$線によるReの光核反応

早川 岳人; 宮本 修治*; 林 由紀雄; 川瀬 啓悟*; 堀川 賢*; 千葉 敏; 中西 康介*; 橋本 尚信*; 太田 岳史*; 神門 正城; et al.

no journal, , 

SPring-8のニュースバル放射光施設では、最大17MeVの逆コンプトン$$gamma$$線が利用可能である。このエネルギーは中性子離別エネルギーはもちろん、巨大共鳴のエネルギーより十分に高いため、原子核と反応し中性子数が1小さい同位体を生成する。この手法で、天然に存在する安定同位体より軽い不安体同位体の生成が可能である。Re-185からRe-184を生成し、そのベータ崩壊の半減期を83日間にわたり計測した。その結果、従来の推奨値より7%短い半減期を得た。これまでの推奨値は、アイソマーの影響があったが、本実験ではその寄与がないためである。

口頭

クーロン励起による$$^{132}$$Xeの低励起状態の研究

小泉 光生; 藤 暢輔; 大島 真澄; 長 明彦; 木村 敦; 初川 雄一; 原田 秀郎; 北谷 文人; 中村 詔司; 古高 和禎; et al.

no journal, , 

安定領域$$_{54}$$Xe原子核は、その励起エネルギーのパターンより、中性子数が減るにしたがい、集団運動的な性質から$$gamma$$変形不安定な原子核へと変化し、N=80で振動的に、N=82で単一粒子的になると考えられている。理論と比較してより詳細な議論を行うためには、B(E2)やQモーメントなどの電磁気的性質の知見が必要で、その測定が待たれている。われわれは、多重クーロン励起実験によるXe核の系統的な研究を開始した。今回は、$$^{132}$$Xeの多重クーロン励起実験について報告する。実験は、原子力機構タンデム・ブースター加速器施設で行った。400.0MeVまで加速した$$^{132}$$Xeビームを$$^{27}$$Al薄膜ターゲットに照射した。AlはXeより軽いので、散乱されたXeビームは前方に集中する。脱励起$$gamma$$線を多重$$gamma$$線検出装置GEMINI-IIで、反跳されたAlを位置検出型粒子検出器LUNAで測定した。データ収集に粒子と$$gamma$$線の同時計数法を用いた。本講演では実験の詳細と解析結果について報告する。

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